お知らせ

2026-02-10 08:24:00

群馬県の皆様にNTMをついてよく知っていただき、病気になっても安心して過ごしていただけるよう市民公開講座を開催します👏!

 

 ■日時

2026年8月1日(土) 13時~15時

 

■会場

高崎市総合福祉センター たまごホール

 

 

患者さんやご家族、医療従事者、一般の方、どなたでも大歓迎です!

 

 

参加費は無料ですので、皆様お誘い合わせの上お気軽にご参加ください!

 

下記フライヤーを印刷のうえ、自由にご活用いただいてかまいません。

 

pdf 市民公開講座フライヤー.pdf (6.56MB)

 

患者さんへの配布や外来待合室での掲示など、NTM患者さんへの周知にご協力いただけますと幸いです。

 

 

 市民公開講座_HP.jpg

2026-02-06 23:14:00

 

次回の開催日は

 

2026年2月20日(金) 18時~

 

になります。

 

今回は渋川医療センターの主任栄養士さんより、「慢性呼吸器疾患における栄養管理と実践」というテーマでお話していただきます。

 

肺非結核性抗酸菌症や気管支拡張症の方は、やせ型の方が多く、低BMIが予後不良因子として知られています。

 

中々体重が増えない患者さんにどのようにアプローチすべきか、学んでいきたいと思います。

 

その他、相談や話題のある方がいましたら、是非お願いします。

 

第10回_HP用.jpg

2026-02-06 23:09:00

 

Respiratory Investigationで、Brensocatibの第Ⅲ相試験(ASPEN trial)の日本人データが報告されています。

 

Efficacy and safety of brensocatib in Japanese patients with non-cystic fibrosis bronchiectasis: Analysis of the ASPEN trial - PubMed

 

筆頭著者は複十字病院の森本耕三先生です。

 

ASPEN studyには、日本人が87例登録されていました。

(10 mg30例、25 mg28例、プラセボ:29)

 

本試験では、12か月間に2回以上増悪歴のある症例が組み入れられています。

 

日本人においても下記の項目において、有効性が示されています。

 

年間増悪回数の減少

  10 mgRR 0.37 (95 % CI, 0.16–0.87)

  25 mgRR 0.32 (95 % CI, 0.14–0.75)

 

初回増悪までの期間延長

  10 mgHR 0.46 (95 % CI, 0.19–1.12)

  25 mgHR 0.48 (95 % CI, 0.20–1.17)

 

重症増悪の回数の減少

  10 mgRR 0.11 (95 % CI, 0.01–1.04)

  25 mgRR 0.30 (95 % CI, 0.06–1.62)

 

呼吸機能(FEVおよびFVCの変化量)やQOLQOL-B RSSスコアやBEST symptom diary score)においても、特に25 mg群では良好な結果が得られています。

 

安全性については、プラセボと差はありませんでした。

 

本試験に登録された日本人集団は、その他の国の集団と比較して、以下のような特徴があげられています。

 

COPDの既往が少ない

 

NTMの既往が多い

 

ICSの使用率が低い

 

マクロライドの使用率が高い

 

%FEV1の平均値が高い

 

3回以上の増悪歴を有する患者が多い

 

 

このような日本人特有の背景があっても、Brensocatibの有効性が得られていたという貴重なデータになります。

 

 

Brensocatib20258月にFDAで承認され、同年11月には欧州でも承認されています。

 

今後、本邦でも承認が予想されています。

2026-01-27 09:11:00

 

ALISの初回治療の前向き試験(ARISE試験)のデータが発表されました。

 

Amikacin Liposome Inhalation Suspension in Newly Diagnosed Mycobacterium avium Complex Lung Disease (ARISE): A 6-Month Double-Blind, Active Comparator Trial | Annals of the American Thoracic Society | Oxford Academic

 

 

対象患者

MAC-LD

・成人

non-cavitary

・新規診断例もしくは再発例

 

 

デザイン

ALIS+AZM+EB

AZM+EB

1:1に割付

 

6カ月間投与し, 1か月間治療中止.

 

 

主要評価項目

QOL-B Respiratory Domain

PROMIS F SF-7a

 

 

結果

・合計:99

(48例:ALIS群, 51例:comparator群)

 

Culture conversionM6

ALIS群:80.6%

comparator群:63.9%

 

Culture conversionM7

ALIS群:78.8%

comparator群:47.1%

 

Culture conversionM1

ALIS群:74.3%

comparator群:46.7%

 

QOL-B RD (呼吸ドメイン)

ALIS群、comparator群ともに改善.

しかし, comparator群では3か月目からプラトーになり, 治療終了後に低下.

ALIS群では, Culture conversionとQOL-B RDに正の相関あり.

 

PROMIS F SF-7a

ALIS群, comparator群ともに治療により改善.

明らかな群間差はなし.

 

 

今回はPROの評価が主体ですので, 今後のENCORE試験の結果が待たれます.

 

2026-01-20 10:16:00

 

複十字病院の大野先生(理学療法士さん)の論文です.

 

 

大野先生には以前, Gunma NTM Salonでもご講演をしていただきました.

 

 

複十字病院でHOT導入された気管支拡張症の患者93例を対象とした, 単施設の後ろ向き研究になります.

 

 

Prognosis of patients with bronchiectasis receiving long-term oxygen therapy - Respiratory Medicine

 

 

HOT導入後の生存期間中央値は, 664日でした.

 

これは, COPD1008日よりも優位に短く, 間質性肺炎の669日と同等の結果でした.

 

また, HOT導入時点でNTMの感染がある症例の生存期間中央値は405日であり, NTM感染のない気管支拡張症と比較して有意に短いという結果でした.

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