お知らせ

2025-12-04 11:07:00

 

2025812日に12歳以上の非嚢胞性線維症性気管支拡張症に対してFDAで承認されたBrinsupri®ですが, 1118日にEUにおいても販売承認が正式に付与されています.

 

Brinsupri®以外にも複数のDPP-1阻害薬の開発が進んでいます.

 

今回は, Respiratory ResearchからPublishされたDPP-1阻害薬のmeta-analysisの論文を紹介します.

 

Efficacy and safety of DPP-1 inhibitors in bronchiectasis: a GRADE-assessed meta-analysis of randomized controlled trials - PubMed

 

 

本論文は, HSK31358SAVE-BE, BI1291583AIRLEAF, BrensocatibWillow study, BrensocatibASPEN study)の4つのRCTを統合したものになります.

 

ベースラインのまとめ

・マクロライド使用率:5-19%

ICS使用率:5-63%

・緑膿菌感染の頻度:33-36%

・年齢:56-64

・年3回以上の増悪歴あり:21-35%

・入院を要する増悪(24か月):24-37%

・喘息合併:7-20%

COPD合併:9-27%

BSI7-9

・%FEV167-74%

 

有意差があった項目:

 増悪回数, 重症増悪回数, 初回増悪までの期間, 喀痰中好中球エラスターゼの減少, 呼吸器症状の変化

 

差がなかった項目:

  %FEV1の変化、2回以上の増悪患者、3回以上の増悪患者、有害事象

 

個々のRCTでは%FEV1の低下を抑制する効果が報告されておりますが, meta-analysisでは有意差はなかったようです.

2025-11-15 08:21:00

 

今年もNTM-JRCの市民公開講座がオンラインで開催されます.

 

今年で第6回になります.

 

1213日(土)13:30

開催になります.

 

是非, 各先生方のNTMの患者さんにもご案内ください.

下記のPDFから印刷することができます。

 

 

pdf 第6回NTM-JRC市民公開講座.pdf (1.31MB)

 

 

第6回 NTM-JRCオンライン市民公開講座 | いま急増する呼吸器感染症〜『肺NTM症』ってどんな病気?

 

 

image (3).png

 

 

 

過去のNTM-JRCの市民公開講座の内容も, 下記のサイトからみることができます. 

 

1

 https://youtu.be/F92abeHmE3k

2

https://youtu.be/pp5uuNc6xLY

3

https://youtu.be/7KQU4HQb36Q

4

https://youtu.be/BIoYaVrJOu4

5

https://www.youtube.com/watch?v=V6sFhWkc9Ag

2025-11-10 18:06:00

 

難治性肺MAC症に対するManagementのコンセンサスが発出されました。

各国のエキスパートの先生方が参加されています。

 

Consensus on Management of Refractory Nontuberculous Mycobacterial Pulmonary Disease | European Respiratory Society

2025-11-01 12:48:00

 

先日Respiratory Medicinepublishされた, ALISのリアルワールドデータと投与期間中の肺障害に関する論文を紹介します.

複十字病院と東邦大学大森病院の2施設による, 後ろ向き研究になります.

 

Real-world effectiveness and lung abnormalities associated with amikacin liposome inhalation suspension - PubMed

 

 

複十字病院のブログや倉原優先生の「呼吸器内科医」ブログでも紹介されていますので,そちらも参考にしてみてください.

 

 

複十字病院ブログ(筆頭の時田先生による論文の概要):

Respiratory Medicineに、ALISの検討を行った論文”Real-world effectiveness and Lung Abnormalities Associated with Amikacin Liposome Inhalation Suspension”がPublishされました。東邦大学との共同研究です。 | 複十字病院 呼吸器センター(呼吸器科)のブログ

 

呼吸器内科医ブログ:

アリケイス投与後の肺異常、投与継続可能か? : 呼吸器内科医

 

 

重要と思われるデータを以下にまとめます.

 

治療効果について:

・全体の喀痰培養陰性化率は28%.

・空洞を有する肺MAC症では喀痰培養陰性化率が9.4%と低い.

・空洞がない場合の喀痰培養陰性化率は64.7%.

BMI18.5 kg/m2未満の症例では優位に喀痰培養陰性化率が低い. (aOR 0.07, CI 0.02–0.35)

 

 

アミカシン耐性化について:

ALIS投与中に, 6例でAMKが新たに耐性化していた.6/49, 12.2%

・耐性化した6例全例が空洞を有していた.

3例がALIS投与開始時の時点でCAM耐性例であった.

 

 

ALIS投与中の胸部異常陰影について:

ALIS投与中は82.1%に, 吸入による胸部異常陰影が出現していた.

・陰影は4つのパターンに分類できる.

 (Multiple nodular pattern, OP pattern, HP pattern, DAD pattern)

・ほとんどが, 淡い粒状の影(Multiple nodular pattern)で, 下葉優位に分布する.

・症状を伴う胸部異常陰影が出現したのは, 4例のみであった.4/76, 5.3%

⇒症状を伴う4例の内訳は OP pattern:2例, HP pattern:1例, DAD pattern:1例

DAD patternはALIS吸入開始後初期に起こり, 発熱を伴っていた.

・基本的にはALISの中止のみ(全身性ステロイドなし)で軽快していた. 

2025-10-29 16:55:00

 

次回は

 

11月21日(金)18:00~

を予定しています。

 

今回は、「PCDを診断する」というテーマでお話させていただきます。
PCDを疑うポイント、診断の流れ、鑑別すべき疾患等、紹介する予定です。
お気軽にご参加ください。
その他、症例相談や話題等がありましたら、お気軽にご提示ください。
第7回 gunma_ntm_salon_HP用.jpg
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