お知らせ
2026年6月、米国胸部医師学会(American College of Chest Physicians:ACCP/CHEST)から、成人気管支拡張症の管理に関する新たなガイドラインが発表されました。
本ガイドラインにおける、各薬剤・治療法の推奨について、まとめてみました。
・増悪時の抗菌薬:喀痰培養検査結果を参考に(Very low)
・増悪時の抗菌薬投与期間:10日以上もしくは10日以内をClinical responseによって決定。(Very low)
・緑膿菌除菌療法:明確な推奨はしない。
・吸入抗菌薬(3か月以上):Frequent exacerbations(年2回以上の増悪歴あり)に推奨(low)
・マクロライド長期療法:Frequent exacerbationsに推奨(moderate)
・ブレンソカチブ:Frequent exacerbationsに推奨(moderate)
・アトルバスタチン:推奨しない(low)
・トラネキサム酸:喀血に推奨(Very low)
・rhDNase:推奨しない(low)
・高張食塩水吸入:気道クリアランス法として推奨(very low)
・ETGOLもしくはACBT:気道クリアランス法として推奨(low)
・OPEP:気道クリアランス法として推奨(very low)
・HCWFO:気道クリアランス法として推奨(very low)
・外科的肺切除術:限局性の気管支拡張で、適切な治療を行っても難治性の症例に推奨(Very low)
増悪時の抗菌薬投与期間、緑膿菌除菌療法については、ERSのガイドラインと異なる部分もあるようです。
↓2025年のERSガイドライン
また、本ガイドラインから、ブレンソカチブについても推奨が記載されております。